Skip to main content
推定期間: 2-3日 + AWS審査(通常2〜4週間、不備があれば延長) 難易度: ⭐⭐⭐☆☆(中程度)
2026-10-05更新: AWS審査期間を公式ドキュメントの「Timing and expectations」に合わせて更新しました(リクエスト全体で通常2〜4週間)。出典: AWS Marketplace Product submission guide

概要

製品をAWS Marketplaceに公開するための申請プロセスです。審査プロセスの理解と、効果的なGo-to-Market(GTM)戦略が成功の鍵です。

このフェーズで達成すること

審査リクエスト

公開前チェックリスト、審査プロセス、フィードバック対応

GTM戦略

マーケティング施策、AWSとの協業、パートナー販売

審査時の提出要件

アーキテクチャ図の提出が必須です(2025年5月1日施行)AWS Marketplace審査では、製品のアーキテクチャ図の提出が必須です。この図は非公開で、審査目的のみに使用されます。
  • 「Deployed on AWS」指定: アプリケーション全体(アプリケーションプレーンとコントロールプレーン)がAWS上で動作する必要があります。CDN・DNS・企業IdPを除き、アプリケーションデータを送受信・保存・処理する第三者サービスもAWS上で動作する必要があります
  • 図に含めるべき内容: コンポーネントをアプリケーションプレーン/コントロールプレーンに分類・ラベル付けし、論理的に動作する場所(セラーのAWSアカウント/バイヤーのAWSアカウント/AWS外環境)に配置します。high-level(主要コンポーネントとデータフロー)/low-level(詳細)どちらの粒度でも可
  • 形式: PNG または JPG
また、イベントやリリースに合わせた公開を希望する場合は、45日前までに完成した製品リクエストを提出することが推奨されています。

提出経路(Build タブ)

SaaS Subscription / SaaS Contract 製品は、AMMPの Build タブ → SaaS から定義・提出します(旧形式の SaaS Legacy のみ Assets タブのPLFを使用)。

公開プロセス(Limited → Public)

製品はLimited(限定公開)で作成され、テスト完了後にPublic(一般公開)へ移行します。
1

Update visibility を申請

AMMPの Request changes → Update visibility から Limited → Public への変更を申請します。Public化はAWS Marketplace Seller Operationsチームの承認プロセスを経ます。
2

実際の価格を設定

Public公開時に製品の実際の価格を入力します。この価格は、Public可視性が承認された後に適用されます。
3

limited listing URL でプレビュー・承認

新規製品では、承認後に limited listing URL が発行されます。このURLでプレビューし、承認するまで製品は公開されません。承認すると公開処理(Publishing Pending)に進みます。
4

AWS Marketplace Seller Operations による手動レビュー

Public化は手動レビューで、通常 2〜4週間かかります(不備があればさらに延長)。

リクエストのステータス

AMMPの Requests タブで進捗を追跡できます。

SaaS セキュリティポリシー(必須)

2025年4月30日施行: AWS MarketplaceのすべてのSaaS製品は、以下の10項目の必須セキュリティポリシーを満たす必要があります。これらを満たさない製品は審査を通過できません。
審査では以下のセキュリティ要件が確認されます:
各要件の詳細と提出前チェックリストは SaaS セキュリティ要件 を参照してください。

GTM戦略

公開後は、マーケティング施策、AWSとの協業、パートナー(チャネルパートナー)経由の販売などでGo-to-Marketを推進します。

Express Private Offers(EPO)の活用

公開後のGTM施策として推奨: SaaS Contractリスティングを公開した後、AWS Marketplace Management Portal で Express Private Offers(EPO)を有効化すると、AWS の内部セールスチームが顧客に対してパーソナライズされたプライベートオファーを自動送付できるようになります(2026年6月17日より Co-sell 連携開始)。
  • AWSセールスチーム経由の案件獲得機会が増加
  • 「EPO Enabled」バッジによる AWS Marketplace 上での差別化
  • 手動のオファー作成・交渉プロセスが不要(数分以内にAIが価格ルールに基づき自動生成)
  • SaaS contracts / SaaS contracts with pay-as-you-go で利用可能
設定に必要な項目: ベース価格ディメンション、一般オファーパラメータ、ディスカウントロジック。詳細は価格モデルのガイドを参照してください。
詳細: Want more deals from AWS sellers? Enable Express Private Offers

公開後の運用Tips

通知設定の活用(2026年8月〜): AWS Marketplace では、セラー向けにカテゴリベースの通知設定とマルチチャネル配信が利用可能になりました。以下の4カテゴリを個別に設定し、適切なチームに通知をルーティングできます。
  • Product listings: 製品タスク、AMI/コンテナのスキャン結果、SaaS製品の Vendor Insights セキュリティプロファイル
  • Offers and agreements: プライベートオファー、リセラー活動、契約開始・キャンセル
  • Payments and disbursements: 支払いリクエスト、請求調整、入金問題
  • Account management: ビジネス・銀行口座の確認アクション
通知はメールに加え、AWS Console Mobile Application、Amazon Q Developer(Slack/Microsoft Teams 連携)でも受信可能です。設定は AWS User Notifications コンソール から行えます。